思考で宇宙を包みたい

デザインと写真とテクノロジーと生活。

枠の中の世界

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Illustratorで作業を開始する時、まずはじめにRGBで作るか、CMYKで作るかを決める。RGBだと多くの色を表現できるが、それはディスプレイ上のもので印刷する色は少し変わる。印刷を前提にするならCMYKである。
それを差し置いても、印刷されたものと、ディスプレイに映されたものとでは、やはり何か大きな違いがあるように感じる。表面の質感とか距離とか解像度とか、理屈でいろいろ説明することもできるのかもしれないが、感覚的なところを大事にしたい。


電子的なディスプレイが登場する前のことを考えると、人間はRGBによって構成された色を見ることが出来なかったはずでる。その時代の人間にとって、色は光るものではなかった。夜になるとあらゆる色は黒に近似した。人間の身体の物理的変化なしで、認識することのできる色が増えたと考えると、ちょっとおもしろい。

 

先日、部屋の蛍光灯を交換した。10年間使って暗くなってきたためである。蛍光灯には電球色、昼白色、昼光色というのがあり、電球色は文字通り電球のようなオレンジ色、昼白色は太陽光に近い色、昼光色は青みがかった人工的な色である。最初、昼光色を買った。そうしたら、眩しくてしかたがなく、翌日昼白色に交換してもらった。電気屋には感謝している。光らないものは太陽とか照明とか、何らかの光源の影響を受ける。印刷物も周囲の影響を受けている。対してディスプレイの枠の中では異なる光がそれ自体から発せられている。その枠の中には違う世界がある。

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気づいた気がした、いま

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風呂をあがって服を着る。その時寒さを感じる。暖かくなるための服を着た時に、寒さを感じる。服は冷たい空間に置かれていたから。
のどが渇いて水を飲む。溺れそうになる。息の仕方を忘れる。息は吸って吐くもの。少し息を吸って、その流れで水を口に入れる。
こたつに入る。寒い空間に腰を据える恐怖。暖かくなるための、地獄。
何千回も体験していることのはずなのに、いま、気づいた気がした。

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振る舞い

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「演技して振る舞ってたら、本当にそうなっちゃった」ということがある。私の場合、小学生だった頃、崩した姿勢をしたり、きたない言葉遣いをしたりしたのはそれだ。本来の姿では私は姿勢は良いし、言葉遣いも丁寧なはずであった。しかし、他の人は皆、もっと適当になりふり構わず生きているようであった。子ども心に違和感を感じつつも、周りの雰囲気に飲まれて、合わせて、それに溶け込むような自分を演じた結果、それが定着してしまうことがある。それから10年。正す。背中を伸ばして、前を見る。

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ポケット

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コートのポケットに手を突っ込む。当たり前にすることだが、昔できなかった。偉そうな感じがして。寒いからやっているだけなのだけど、威張っている感じがした。とても臆病だった。その性格ゆえ、他人の態度に人一倍気を使わなければいけなかった。昔の話である。根本的には今も変わっていない気がするが、意識して自由に生きることができると思う。意識することでしか変われない、ということもある。今は、コートのポケットに手を突っ込める。

アナログとデジタル

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光るものと光らないものの違いとはなんだろうといつも考える。ディスプレイに映るものと印刷されたもの。

本が好きだ。読むとか見るということもだけど、本という存在が好き。紙が束ねてある物体としての存在。紙の質感や匂いが本によって違うのも面白い。この本の匂いは昔読んだ本と同じだ、と気付くこともある。電子書籍は、漫画はいいと思うけど活字はどうにも紙がいい。著作権フリーになっている名作は無料なので電子書籍で読むが。

デジタルなものも好きだ。インターネット文化は好きだし、ブログも、それ以前の個人サイトも、たまに見るとノスタルジーを感じる。子供の頃、小学校から帰宅してHTMLを書いた。今やろうとは思わない。そもそも、私にはコードを書くことは向いてないらしい。書類は片っ端からスキャンする。

グラフィックデザインの勉強をしているので、知識としても本について知りたいし、扱えるようになりたいと思う。印刷屋さんの紙見本を手に入れた。入会特典のポイントを使って無料で手に入れることができた。ありがたい。紙見本は辞書のような厚さである。今度、ポートフォリオを作る時に活用しよう。

源泉

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私はあまり入浴が好きではない。単に面倒だからだ。身体をきれいにするのと、温まる以外に目的を感じられなくて、髪を洗う時は無心である。面倒な作業となっている。絶対に無理だけど、ボタン1つ押せば一瞬で風呂上がりの状態になったらいいのにな、とか思う。湯船に浸かりながらアイデアが出ることが度々あることに気がついた。お風呂に入りながらなら何かに集中できる気もした。今までのシステマチックな入浴の時間をクリエイティブな時間にするために、ノートを持っていくことにした。とりあえず、ペンと手元にあったブロックメモを適度な厚さに千切って風呂に持っていく。意図的に思考するようにしたのもあるが、割りとたくさんアイデアが沸いた。書き留める。書き殴る。書くことのアイデア、やることのアイデア、写真のアイデア、いろいろ。紙は湿気でふやけた。

もっと見たこと無いものが見たい

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表現したい。

グラフィックデザインをやりたい。

たまにはインダストリアルデザインもやりたい。

フォントが好きだ。

文字を扱いたい。

文章を書きたい。

写真を撮りたい。

本を作りたい。

ZINEを作りたい。

雑誌を作りたい。

展示を開きたい。

アートをやりたい。

有名になりたい。

映像を撮りたい。

コンテンポラリーダンスのような身体表現をやりたい。

シュールなことをやりたい。

ファッションが好きだ。

オシャレになりたい。

性別という概念を超越したい。

テクノロジーが好きだ。

MaciPhoneを使ってイノベーションを起こしたい。

ネットの海を泳ぎたい。

シンギュラリティを駆け抜けたい。

脳とコンピュータを繋げたい。

東京に住みたい。

白い立方体に住みたい。

白くて広い部屋の壁一面を棚にして、白い箱を並べたい。

合理的になりたい。

感情をコントロールできるようになりたい。

家族とともにいたい。

友達とともにいたい。

好きな人とともに生きたい。

愛し、愛されたい。

本を読みたい。

知りたい。

もっと見たこと無いものが見たい。

人生は有限なのだ。

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